目次
ガリレオアンドヴィーナス合同会社 フロントエンジニアのイワヤです。
お仕事をさせていただいている公益財団法人 日本電信電話ユーザー協会 北海道支部よりご案内いただいた、
2024年2月21日に釧路で開催された「地域経済への貢献が期待される「最新技術(AI・生成AI)」活用セミナー」へ参加いたしました。
オンラインと現地での同時開催で、当初はオンラインでの参加予定でしたが、弊社代表より
「現地に行ってきて」
とのことで、現地会場へ参加してきました。
今回は受講の感想など簡単なレポートにしています。
が!
自身が主催したセミナーではないので、詳しいセミナー内容に関してはあまり書けないかなぁと思い、セミナー内容に関してはざっくりと。感想がメインとなっております。
セミナーレポート
一部と二部の2部構成のセミナーで、
1部では、デジタルグラフィックス株式会社 代表取締役 河村氏による「ChatGPTの活用方法と注意点」
2部では、東京大学薬学部 教授 池谷氏による「〜AIがもたらす未来〜人工知能の現在とこれからの地域社会」
1部と2部の合間に、後方に展示されているIoT機器などの展示や説明をお聞きしてきました。
1部のレポート&感想
ChatGPTなどの生成AIとはどういったものか、得意とすること・苦手とすることなどの概要から、現在使われている生成AIの一部種類とそれぞれの特徴、生成AIの活用方法と実演が行われました。
実演も交えていただいたことで、各生成AIの返答速度や回答傾向がつかめたため、今後この生成AIを使ってみようかな?という選択肢が広げられました。
受講した感想
- ChatCPTは使用したことがあったが、期待するより曖昧な回答だったり、ちょっと動作が遅かったり…であまり活用してこなかった。今回、生成AIがChatGPTだけでなく複数出てきている&常に改良されているという印象を受け、今後、使い勝手が合うものを探しながら試してみようと思う。
- こちらが欲しい回答を得られない場合は、回答を狭められるような条件をつけた質問をするなど、質問の仕方や追加の質問をするなど工夫が必要。これは日常的に使っていく中で、質問する側の制度を上げるしかないかな。
- 業務を効率化させるツールとして活用できることがわかるが、いざ、自身の業務に当てはめた場合、「今日からすぐに」とはならなかった。社内のメンバーとも相談の上、徐々に生成AIも活用した仕組みを作っていく必要がある。
という感じで、とりあえず色々試しに使ってみて、良い部分や便利な使い方などを社内で共有して、活用していくようにしなきゃな。と感じました。
2部のレポート&感想
脳とAIの研究をされている池谷氏の特別公演。
人間の脳の処理とAIの処理の比較を交えながら、どういったことをAIに任せてどういった部分を人が行うのかを分かりやすく講演いただきました。
受講した感想
- これまで生成AIを使うタイミングが、ビジネスメールやご挨拶文などのお堅い文章へのリライト程度だったが、それだけだともったいなかったなと感じた。
- 自身では時間がかかることでもAIであればすぐできることは、AIを活用していく必要がある
- 1部同様、ChatGPTだけでなく様々な種類の生成AIを使われており、やはり色々自身でも試してみた上で、どのように活用していくかを学んでいく必要がある
- 途中、錯視?などの画像が息抜きに入っていましたが、大体体感できず…。座っていた位置の影響もあるかと思いますが、最近視力が落ちてきた&もともとの乱視が若干悪化してる気がするので、「眼科行こ」と思いました。
まとめ
とにかく、「日常の業務に生成AIを取り入れてみる」中で、これはこの生成AIを使った方が精度が良いなという部分を見つけていき、徐々に活用すべき場所を見つけていく必要があるなと感じました。
また、自身だけでなく、社内のスタッフの共通ツールとして、「ここは生成AIで」という部分を皆で認識しておくこと。すでに、日常的に活用しているスタッフに、社内でそれぞれの使い方をレクチャーしてもらい、メンバー全員でどのように活用していくかを話会い、会社やチーム全体での生産性向上に繋げていく機会を作っていこうと感じました。
おまけ 札幌から釧路の旅
今回は行きも帰りも、札幌から釧路駅前までのバス移動。(通常、片道約5時間ちょい)
時間にそこまで余裕も無かったため、到着早々に徒歩で会場へ。
気温は札幌とたいして変わらない-5℃位だったのもの、海が近いせいか風がめっちゃ強かったため、すごく寒い!
そして、片側2車線のわりと広めな車道にある横断歩道に、歩行者用信号機が無い!!
横断歩道は小走りで抜けて、今回会場となった釧路プリンスホテルへ無事到着しました。
セミナー受講後の晩御飯場所探しも、寒すぎてリタイア。ご当地ものは諦めて、ホテル最上階にあったレストランへ。
翌日の釧路は晴れで、前日の強風が嘘のように風も控えめ。
同じ北海道内ではありますが、こんなに遠く離れている地域(約300km)に来ることは滅多に無いし、「やっぱり、ご当地のものが食べたい!」ということで、早々にホテルをチェックアウトして、帰りのバスの時間までは「和商市場」へ。
美味しいお魚を胃袋に収めてから、帰ってきました。
ちなみに翌日からは神戸へ行ってきます。